120415 読書でのんびりの日

8時半頃起床。昨日(会社の花見)の酒が残っていて、頭が重い。
1時間の所を乗り過ごしを繰り返して、
3時間掛けて帰ってきたことを思えば、
多少の二日酔いは当然。軽いくらいか。


起き抜けに"ジョゼと虎と魚たち"を
奥さんが観ていたので、朝から映画鑑賞となった。
妻夫木聡が演じる主人公がヘタレすぎて
感情移入できない。
映像と音楽は綺麗であった。


布団干しなどしながら読書。
ジョン・ル・カレ
"ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ"は秀逸。
3部作らしいので、早速、図書館で
以降を予約する事にした。


新・餓狼伝の2巻を読みおえて、図書館へ。
予約していた東野圭吾2冊含め4冊を借りる。


帰宅後、"聖女の救済"を読む。
ガリレオ物は、ちょっとあり得ない話が多いが
これもその一つだろう。
これだけのトリックを考えておきながら、
後処理の仕方が少々ずさんだったり。
感情描写で不自然さを隠しきれるところが
さすがは東野圭吾といったものか。


おやつ後、2時間ほど仕事の報告書作成。


夕食を食べながら、三谷幸喜の"マジックアワー"を鑑賞。
う〜ん、どうかなあ。
奥さんは結構気に入ってましたけど、
あまりのリアリティの無さに、
私はちょっと引きました。
登場人物の知識が偏りすぎている。
だから変な話でも相手にバレない。
そんな前提条件で話を組み立ててるから、
話の展開が強引すぎるよなあ。
どうせならタランティーノくらい
ぶっ飛んでてほしいけど
日本映画ではこのくらいが限界か?


湯船に浸かりながら、東野圭吾著"新参者"を読む。
東京は人形町を舞台に、短編を繋げて
一つの事件を核とした人々の纏わりを追っていく、
じんわりと人情味のにじみ出る、良い作品。
宮部みゆき好きの母にもオススメしたいところである。


明日は朝から福岡へ出張して打ち合わせ。
はよ寝なければ。