落語 昭和の名人シリーズ

本日、第6巻が出ているのを見つけて、買ってしまいました。


今回取り上げられている名人は、「八代目 桂 文楽」。
一つ一つの話を徹底的に磨きこんだと有名な噺家です。


先日、「話術を身につけるなら、落語を聞くと良い」と岡野雅行社長*1が言われているのを読み、かねてからの興味もあったので、聞き始めました。


落語は、クラシックの様なもので、一つの演目を色々な落語家が演じています。
同じモーツァルトでも、オケや指揮者が変わると曲のイメージが変わるように、落語の場合も、話し手によって、同じ話でも、本当に雰囲気が変わります。


問題は、初心者には、誰が上手な落語家という事がわからない事です。
立川談志とか、桂三枝とか、テレビに出てくる人以外は、何も分からない。
困りますね。


その点、この「昭和の名人」シリーズは、本当に名人と呼ばれた噺家が吟味の上で紹介されているので、安心して聞く事が出来ます。
毎号一人の名人を取り上げ、その演目が2〜3入ったCDに、本人の略歴、落語についての各種決まり事や歴史背景など、色々入って1,000円ちょっと。
非常にお得感がありますね。
興味があれば、是非どうぞ。

*1:同姓同名のサッカー選手ではありません。