上杉鷹山
江戸時代の名改革者・上杉鷹山の伝記を読みました。
- 作者: 童門冬二
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/12/13
- メディア: 文庫
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いわゆる哲人君主という奴でしょうか。
学識豊かで、思慮に富み、鉄の意志をもって改革を進める君主。
今の世に参考となることも多そうです。
作者の童門冬二氏は、改革内容の云々よりも、鷹山*1の人柄を重視した書き方をされています。
火種のエピソード*2はその典型。
人が人を変えていく姿は、読んでいて心がうたれますね。
一番響いた一言:
「改革というのは…(中略)…人間が自分を変えることだ、…(中略)…そして、自分を変えるときに、いちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ」
私のこだわりはなんだろうか。