情報とビジネス

「ハゲタカ」シリーズを立て続けに読んでいる。


ハゲタカ(上) (講談社文庫)

ハゲタカ(上) (講談社文庫)

ハゲタカ(下) (講談社文庫)

ハゲタカ(下) (講談社文庫)

ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

ハゲタカ2(下) (講談社文庫)

ハゲタカ2(下) (講談社文庫)


先週の日記でも書いたのだが、この小説の面白さの一つが、そこで繰り広げられる情報戦にある。
情報が大事なのは、現実のビジネスも同じこと。
ビジネスマンなら、やはり、その部分に魅かれるのではないかな。


翻って、個人的な話を。
昨日、とあるお客さんが、オキシドールを買いたいと言ってきまして。
通常は他社から買っていたのだが、薬事法の関係で買えなくなったとのこと。
大切なお客さんであるので、社内を当たって、医薬品の販売免許を持っている部署を探して、お客さんからもメーカーや製品についてあれこれ連絡を受けて、供給体制を整えたつもりで、さあメーカーに電話をかけたら、やっぱり売れないと言われました。
なんでも、「医療法医薬品」に該当するらしく、医療機関がエンドユーザーじゃなければ売れなくなったのだそう。当のお客さんは電子部品の製造業者なので、最初から取引の成立しない話だったわけですね。


メーカーや今まで売っていた他社からも情報を取っていれば、無駄な動きをせずに済んだという話。
「ハゲタカ」のように、多角的に情報を取っていくべきですね。
情報でビジネスを動かそう!


蛇足:
「ハゲタカII」で気になった名言。

本当のサムライは、いつどこで死んでも悔いのないよう、どう生きるかを常に考えている

どう生きるか、それが本当に問題だ。