株式投資家としての最低限の心がけ
ここ数年、株式投資を続けてきましたが、最近の株価の変動で色々と損失を出して、いかに自分が行き当たりばったりで考えの無い投資の仕方をしているのか、おぼろげながら気付き始めました。
今年の始めくらいまでの私の投資の仕方といったらヒドイものでした。取引先や親近感のある銘柄を選ぶ、というところは良いんですが、情報といったら利益率や一株純利益を見るくらいで、後はチャートを眺めて、下がってきてるから買おっかな、ってな具合で、その価格が割高なのか割安なのかも全然分かっていなかった次第。
そんな私に株価の見方の基準を教えてくれたのが、春山昇華さんのブログ(おかねのこねた)です。ここでやっと、株価の高低はPER*1で見るべきだという事に気づけたんです。春山さん、大変感謝しております。m(_ _)m
そんでもって、その春山さんが絶賛している投資指南本がコチラ(↓)
- 作者: ジムクレイマー,James J. Cramer,井手正介,吉川絵美
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 単行本
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早速買って読んでみたところ、なるほど、春山さんが自信を持ってお勧めされるだけの事はある、非常に示唆に富んだ素晴らしい指南本でした。
著者自身の成功や失敗をふんだんに盛り込んで書かれているので、イメージしやすく、分かり易いんですね。
四百何十ページもある本を読み終えて、一番心に残ったのは、当たり前の事ですが、もっと頭を使って投資をしないとダメなんだな、という事でした。価格が上がりそうだ等という安易な憶測にホイホイ乗ってちゃだめなんです。
対象の会社について、財務状況、経営環境、ビジネスモデルや経営者その人についてまで、徹底的に調べる。*2そうすることで株価の上下について精度の高い推測が出来るようになってくる。この本を手本に、やっていくことに致します!