フランクリンの13徳

0時過ぎに帰って来て、小腹が空いたので、買い置きの芋けんぴに手を伸ばす。
素朴な味わいがことのほか美味しく、かなりの量を平らげてしまいました。
うう、お腹が重い・・・


裏の栄養表示を見たら、100g当たり 脂質22.3g 糖質67.2g って、砂糖と油のかたまりですか、これは!
めたぼになっちゃうよ。気をつけなきゃ。


さて、話は全然変わりますが、フランクリンの13徳って御存知でしょうか?
知らない人は「フランクリン(Franklin)13」(オーシャンズ11みたい?)とでも打ちこんでググって頂ければすぐ見つかると思います。
これとか)


米国建国の父の一人、ベンジャミン・フランクリンが人生の指針とした13個の徳目の事です。
具体的には下記の様な内容です。

 (和訳は朝比奈による。意訳あり)

1. 節制:ぼんやりするまで食べたり、ハイになるまで飲んだりしないこと。
2.沈黙:他人や自分を益する事以外は喋らないこと。つまらない会話は避けるべし。
3.秩序:全ての持ち物に場所を与え、全ての仕事に時間を与えること。
4.決意:すべきことがあれば、行うことを決意すること。決意したことは必ず行うこと。
5.節約:誰かや自分自身の為になる事以外には金を使わないこと。つまり、何も無駄にしないこと。
6.生産:時間を無駄にしないこと。常に何か有益なことにとらまれていること。不必要な行動は排除すること。
7.誠実:人を傷つける騙しはしないこと。無邪気に正しく考え、話す時にも同様にすること。
8.正義:間違いを犯さないこと。損害を与えたり、自分の義務としての利益供与をしないようなことが無いこと。
9.穏健:極端な事は避けること。損害を受けても、自分の行動の結果だと思えれば、報復を抑えること。
10.清潔:身体、衣服、住居の不潔さを許さないこと。
11.平静:些事やよくある事故、避けえない事故の事で心を乱されないこと。
12.貞節:健康や生殖以外の理由であまり情欲に耽らないこと。決して、怠惰や弱さや自分と他人の安らぎ及び名誉への損害などに繋がる事が無いように。
13.謙虚:イエスソクラテスを模倣すること。

フランクリンは、これらの徳目をリスト化し、自分の行動に乱れが無いよう、毎日チェックしていたといいます。
http://www.flamebright.com/PTPages/Benjamin.asp
そのようにして、歴史に名を残す人格を作っていったんですね。


感化されて、私も二か月ほど前から、徳目リストを作っています。
フランクリンの物と完全に同じではありません。
時代背景も人格も、目指すところも違いますから、同じものを使うのは何か気持ちが悪い。
で、ひねり出したのが、下記のリストです。

朝比奈 太郎の徳目リスト(2008年7月28日〜8月3日)

1.信念: 自身の無限の可能性をゆるぎなく信じること
2.自立: 自分の人生は自分で背負うこと。自分の状態(感情、健康、経済、人間関係)を他人のせいにしないこと
3.情熱: 「○○したい!」という思いを持ち、全身全霊をこめて遂行すること
4.勇気: 不安、恐怖、羞恥心、照れ等に負けないで行動すること
5.感謝: 日常の一つ一つの事柄に喜びを感じ、有難さを感じること。他人からの善意に対しては必ず礼を表し、可能な限り返礼すること
6.歓喜: 喜びを生み出し、分かち合うこと
7.快活: ハキハキとした言葉使いや動作をし、笑顔とユーモアを心がけ、他人と自分を楽しい気分にさせること
8.行動: 今できる事は今行うこと。不必要な先延ばしをしないこと
9.包容: 相手の存在を認め、敬意を払い、理解し受け止めるように努めること
10.決着: 一つ一つの事柄をしっかりとやりきること
11.整然: 必要な物が必要な時に手元にあること。不要な物を排除すること
12.成長: 昨日よりも今日、今日よりも明日、一歩進んだ自分であること。明日の自分を助けるしかけを作ること

もっとフランクリンのものに近いところから始めて、特性とか感情とか、自分自身に問いかけながら、自分の理想像により近いリストに仕上げていっています。
そういう意味では、上の物も追加点に過ぎません。
もっともっと自分の求めるところを明確にし、自分自身を創り上げて行きたくおもっています。


理想から自分を律していくのは、難しいです。
けれども、やる価値のあることだと思います。
自分の軸が出来、望む姿に近付けている事を実感できる。
苦しい時も、これらの徳目に反さずに行動することで、意識のぶれが少なくなります。


初めはフランクリンのものをそのまま使えば良いと思います。
やっているうちに、要るもの、要らないもの、きっと見えてくるはずです。


是非取り組んでみてください!
Give it a try!