株式投資家としての最低限の心がけ
ここ数年、株式投資を続けてきましたが、最近の株価の変動で色々と損失を出して、いかに自分が行き当たりばったりで考えの無い投資の仕方をしているのか、おぼろげながら気付き始めました。
今年の始めくらいまでの私の投資の仕方といったらヒドイものでした。取引先や親近感のある銘柄を選ぶ、というところは良いんですが、情報といったら利益率や一株純利益を見るくらいで、後はチャートを眺めて、下がってきてるから買おっかな、ってな具合で、その価格が割高なのか割安なのかも全然分かっていなかった次第。
そんな私に株価の見方の基準を教えてくれたのが、春山昇華さんのブログ(おかねのこねた)です。ここでやっと、株価の高低はPER*1で見るべきだという事に気づけたんです。春山さん、大変感謝しております。m(_ _)m
そんでもって、その春山さんが絶賛している投資指南本がコチラ(↓)
- 作者: ジムクレイマー,James J. Cramer,井手正介,吉川絵美
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 45回
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早速買って読んでみたところ、なるほど、春山さんが自信を持ってお勧めされるだけの事はある、非常に示唆に富んだ素晴らしい指南本でした。
著者自身の成功や失敗をふんだんに盛り込んで書かれているので、イメージしやすく、分かり易いんですね。
四百何十ページもある本を読み終えて、一番心に残ったのは、当たり前の事ですが、もっと頭を使って投資をしないとダメなんだな、という事でした。価格が上がりそうだ等という安易な憶測にホイホイ乗ってちゃだめなんです。
対象の会社について、財務状況、経営環境、ビジネスモデルや経営者その人についてまで、徹底的に調べる。*2そうすることで株価の上下について精度の高い推測が出来るようになってくる。この本を手本に、やっていくことに致します!
ライフネット生命・出口社長講演会
昨日は、ライフネット生命・出口社長の講演会に参加してきました。*1
ライフネット生命と言われても、知ってる方はあまりおられないかもしれません。
日本で2社しかないネット生保、インターネットを通じて申込みが速く安く簡単に出来るようにした生命保険を販売している会社です。*2
ネット生保の特徴は、その圧倒的な保険料の安さです。*3
生命保険の保険料は「純保険部分*4+手数料」という構造になっているため、ネットを使う事で人件費を削減できるネット生保は、手数料を1/3〜1/4程度に抑えられるからです。
さて、講演の中で、出口社長が日本の一番の問題として上げられたのが、少子高齢化でした。
就業人口が減っていく中で、女性の社会進出が進んでおり、出産・子育ての環境はとても厳しくなってきています。
そんな状況を少しでも改善するために、「生命保険を分かり易く、安く、便利にしたい」という思いが、出口社長を起業へと導いたのです。
その気持ちは、昨日の講演でのお話から、ヒシヒシと伝わってきました。
ライフネット生命のサイトを見て頂ければ、その理想にどれだけ本気で取り組まれている事か、良く分かると思います。
例えば『ディスクロージャー誌』*5を読むと、ライフネットが情報開示にどれだけ積極的か良く分かります。
同じネット生保であるネクスティア生命の保険金支払い状況(2009年度下期)と見比べると、いかに顧客と真摯に向き合っているかの差が一目瞭然です。
ライフネット生命の保険金支払い状況
支払件数 143件
非該当件数 10件(非該当理由の説明あり)
ネクスティア生命の保険金支払い状況
支払件数 222件
非該当件数 119件(非該当理由の説明なし)
講演会とその後の懇親会を通じ、出口社長の見識の広さ、判断の的確さとブレの無さにすっかり心服してしまいました。
こういう面と向かってお話を聞ける機会((出口社長は「地上戦」と呼ばれていました。本やブログでの活動が「空中戦」なのだとか。))を設けて頂けると、相手の人となりが知れて安心できますね。
ライフネット生命、申し込んでみたいと思います。
どうぞ皆様も!!
出口社長の本↓
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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出口社長お薦めの本↓
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1982/09/28
- メディア: 文庫
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屈辱の真珠
かなり屈辱的な出来事があったので、ブログに書いておく。
詳細は差し控えるが、正直ショックを受けたし、色々と腹が立った。
なんだこりゃ、ふざけんな、と思った。
そうしてひとしきり感情に身を委ねた後で、
成り行きに流され、状況に甘えていた自分自身に気が付いた。
これではダメだ。
もっと行動し、成果を出し、自分という人間を
認めさせてやらなければダメだ。
そう思った。
そんな事を考えていたら、前に聞いた真珠の話を思い出した。
アコヤ貝は、砂やゴミ等の異物を核にして、
あの美しい真珠を作り出しているという。
異物をただ吐き出すのではなく、
取り込み包んで、珠に作り上げているらしい。
だから、俺も、この屈辱を核に、
自分の中に珠を作り上げて行けば良いのだろう。
この怒りを糧に、今後の自分を作っていこう。
挫けそうな時、怠けたい気持ちに襲われた時は
今日のこの屈辱を思い出そう。
このままでは終わらせない、見返してやるという強い思いがある。
その思いを無駄にせず、行動と成果を積み重ねていこう。
イシス編集学校ワークショップin大阪
松岡正剛氏が校長を務める、イシス編集学校のワークショップが
4月11日(日)に大阪で開かれるようです。
◆「春の編集術ワークショップ IN 大阪」◆
講師:イシス編集学校師範・頭取 大川雅生
日程:2010年4月11日(日)
時間:13:00〜17:00
※受付12:30〜(必ず開始時間までに会場にお入り下さい)
※終了後、懇親会を開催を予定しています。会場:ガーデン シティ クラブ大阪
大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA 6階 tel:06-6343-7770
参加費:2000円(当日受付にて)
詳細はこちら
松岡正剛氏の編集学校には、一連のハックシリーズでおなじみの
原尻淳一氏や小山龍介氏も参加されていたようで、
("IDEA HACKS!"等の著者紹介に出ています)
前から気になっていました。
今回は、2000円という格安のお値段で、
そのメソッドに触れられるという事で、
大チャンスだと思っています。
大阪近郊で、このワークショップに興味を持たれた方、
是非一緒に参加しましょう!
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「次の予定」の事を考えて、今の行動を律しよう
最近、暴飲暴食気味です。
特に食べる方が歯止めがきかずに、重たいお腹を抱えてウンウン唸っている、なんてことが、一週間に1〜2回は必ずあるような状況で…
昨日も社内の飲み会で、食事が美味しかったので、ついついまた食べ過ぎてしまいました。
ただ、飲む方は不思議と制御できたんですね。
途中からウーロン茶に切り替えて、二日酔いにならないように抑える事ができました。
飲む方のコントロールが出来たことが、我ながら不思議だったんですが、その理由が、次にやるべき事を考えていたからではないかと思うのです。
今日は朝から一日お客さん回りで、その後に出張が入っており、さらに今週中の提出書類が控えている、という状況で、朝早くから出社して片付けようと考えていた為、とても二日酔いになっているわけにはいかないなと、自制心が働いたのではないかと思います。
未来にやるべき事があれば、現在とるべき行動が決まり、自然と身体が動くのでしょう。
食べ終わってからあれとこれを片付けようという意識があれば、食べすぎでぼおっとなどしているわけにいかないと、食べる量・注文する量の制御も利くはず。
次の予定を常に意識して、今の行動をコントロールしよう!